玉竜院五百羅漢像 gyokuryuuingohyakurakanzou
曹洞宗玉竜院は1500年代の開山といわれている。境内に羅漢堂があり、五百羅漢・十六羅漢・三十三観音像が安置されている。五百羅漢は天保6年(今から約170年前)、京都の仏師(庄司覚太一門)の作といわれ、酒田から最上川をのぼり長井から馬で運ばれてきた。 五百羅漢は釈迦の直弟子1500人のうち、神通力をもった500人の悟りの表現といわれ、一体ごとに菩薩名が記される。それぞれ独自の面相をもち、人間のすべての表情がうつされているといわれている。 五百羅漢像は県内5ヶ所(山形市2ヶ所、鶴岡市、米沢市)あるが、この玉竜院の羅漢像は年代的に一番古いものである。 指定年月日:昭47・5・24 員数:500体
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