おっかな橋 okkanahashi
和田川は合津山(ごうづやま)(和田)を源として端を発する、地区内を流れる川としては屋代川に次ぐ一級河川である。今では、平成6年9月に竣工した立派な「おっかなはし」となったが、その昔、丸太で作った木橋であったという。 口碑、書によると弥三郎は、力量人より優れ、20才にして母へ武者修行を願い、妻子を頼み旅に出る。常陸の国を初め各道場で修行をし、京都に着く。更に西国より豊前の国へ、大宰府の大林寺にて教えを授かり老僧の元を離れる。京都で着物を買い求め中山道・日光・会津を通り米沢の城下で止宿。郷里に向う途中和田川の近くで賊におそわれ、弥三郎は仕方なく刀を抜き戦い追いかけるが"追いかねてしまう"又"恐ろしい目にあった”所からその名がついたと云う。