熊坂地蔵尊 kumasakajizouson
現在の地籍上は砂押となっているが、明治八年地押(じおし)の際、道路を境としたため砂押に編入され熊坂の地は字熊野となっている。 堂宇は間口1間2尺、奥行き1間で木造茅葺き屋根であった。本尊は丈2尺5寸と1尺5寸の二つの木造地蔵尊である。信徒は熊坂部落で延命厄除けは勿論煎り豆を年の数供えて祈念するとたちどころに皮膚のいぼを減らせる霊験ありと、一名いぼ神様と称えて遠近より若き男女の参詣者多く崇敬甚だ高いという。
現在の地籍上は砂押となっているが、明治八年地押(じおし)の際、道路を境としたため砂押に編入され熊坂の地は字熊野となっている。 堂宇は間口1間2尺、奥行き1間で木造茅葺き屋根であった。本尊は丈2尺5寸と1尺5寸の二つの木造地蔵尊である。信徒は熊坂部落で延命厄除けは勿論煎り豆を年の数供えて祈念するとたちどころに皮膚のいぼを減らせる霊験ありと、一名いぼ神様と称えて遠近より若き男女の参詣者多く崇敬甚だ高いという。