宥日上人誕生の地 yuunichijounintanjounochi
この地は、遍照寺中興の祖といわれる宥日上人が誕生した所として史跡に指定されています。応永3年(1396)に生まれ、文明4年(1473)に常楽院で77歳で入寂(にゅうじゃく)しています。書の達人であり、祈祷の名人であっただけに、数多くの逸話伝承が残っています。村上家の「おかま」という女性が毎夜観音様に願(がん)をかけたおかげで授かったという話。満願の日に夕日が懐に入る夢を見たので夕日(宥日)とよんだとか。泣き声がお経さったとか。火伏せの井戸とか。そのいずれもが宥日を讃えたものであり、庶民の絶大な信頼と厚い尊敬の念がうかがい知れます。
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