招魂碑 syoukonhi
当時の屋代村の招魂碑は明治29年大字竹森地内清流河畔に建立。 高さ8尺余、巾3尺6寸、厚さ3尺の一大石碑にして5階。彫刻あってその高さ7尺余あり、正面に"招魂碑"の3字を題している。 竹森地内から旧屋代小学校校庭にいつ移転されたのかは不明だが、現在は昭和20年前半頃に旧屋代小学校校舎南側にあった奉安庫と一緒に閑静な果樹園の中に移されている。 書は当時第二師団参謀長であった陸軍歩兵大佐従五位勲三等功四級大久保利貞である。碑は東向きとなっており、西側(裏側)に明治二十九年建設と刻されている。南側に大東亜戦争陸軍の死没者名、北側には同戦争海軍死没者名が刻されている。 招魂碑は破損甚だしくなり平成4年(1992)11月地区民各位、関係団体の協力を得て改修した。