白山森遺跡 hakusanmoriiseki
元白山森スキー場の頂上付近が史跡として指定されています。戦国時代、標高303メートルの山頂に築かれた中世(16世紀)の館(山城)跡です。東側と北側を中心に空堀(からぼり)と土塁(どるい)が二重に巡らされています。場所によっては、幅3から6メートル、高さ4メートルにも及んでいます。段差をつけた平場(ひらば)が設けられており、お墓や経塚(きょうづか)と思われる積石状(つみいしじょう)の塚が4基残っています。そこからは、2個の四耳壷(しじこ)が出土しています。有事の際にこの山城に登ったのであろうが、誰の居館かは不明です。 かつて、有事の際の防衛拠点的な役割があったと思われる白山森遺跡。天気の良い日には米沢市や遠くの山々まで見渡せる隠れ絶景スポットです!








