宇賀神社 ugajinja
祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)の御子・宇迦御魂之命(うかのみたまのみこと)(食物の神、稲の精霊、稲荷と同じ)。 創建は明らかではないが、寛政年間(1789~1801)に流れ六部(諸国行脚(あんぎゃ)の僧)宥全の進めを容れ真東の東光地山の山頂(細越羽黒山神社もこの地より移し元羽黒と称す)より集落内に移し、照明院(亀岡文殊大聖寺の末坊か)をして祀らしむとある。 その後、嘉永年間(1848~1854)及び公民館移転に伴う平成13年度に移築改修がなされた。地元では、弁天様の名で親しまれているが、宇賀神(うがじん)(弁財天の宝冠の中の白蛇=水の神)との混祀・混同がみられる。天保以降の記録によると河合家が別当を努めていた。